業務用脱毛機は価格・コストを見極めて選ぶ

業務用脱毛機の導入・維持にかかるコスト

導入コスト(本体価格)

業務用脱毛機を導入するのにかかる初期費用は、業務用脱毛機の本体価格です。
100万円台のモノから600万円近いものまで、その性能や機能によってさまざまな価格帯の業務用脱毛機が販売されています。

損益分岐点を下げ、できるだけ早めに利益を確保するためにはこの初期費用を抑えることが重要です。

ランニングコスト(維持費)

導入した業務用脱毛機を維持するための費用には、ランプ・カートリッジの交換費用やメンテナンス代といったものが含まれます。そのため、最大ショット数が少ない業務用脱毛機は頻繁にランプ交換の必要があり、ランニングコストがかさんでしまいます。

初期費用を抑えることはもちろん大事ですが、ランニングコストは業務用脱毛機を稼働させている以上半永久的に発生する費用。サロンを運営していく上では決して軽視できないコストです。

業務用脱毛機の本体価格が高い理由

業務用脱毛機は、痩身マシンや美顔器など他の美容機器に比べて本体価格が高い傾向にあります。
その理由としては、

  • 脱毛以外の機能がついているものが多い
  • 痩身やフェイシャルに比べて一目で分かる効果が求められる
  • 脱毛はエステメニューの中でも需要が高い

などが考えられます。

多機能マシンはサロン運営の味方!しかしかなり高額になることも

業務用脱毛機に関する技術開発や製造には、膨大な企業努力が詰まっています。安全性を高めるため多くの臨床実験を繰り返しているメーカーも多いです。近年、脱毛以外のメニューのついた業務用脱毛機が増えてきたこともその表れでしょう。

フェイシャル・バストケア・イオン導入などの機能がついた業務用脱毛機を導入すれば他サロンとの差別化ができ、サロン運営の強みとなることは確かです。しかし、多機能であればあるほど本体価格は高くなります。

業務用脱毛機の本体価格一覧

(業務用脱毛機・本体価格 更新2019年10月1日)

138万円の『CUBE DUO』と、この中では比較的高価な480万円の『ルミクスA-9』では、なんと300万円以上の差があります。これは小規模サロン開業時の外観・内装工事費をまかなうことも可能な数字です。
自宅サロンであればなおの事、ランニングコストを加味してもこの差はかなり大きなハードルと考えるのが自然です。

業務用脱毛機の価格は何故非公開が多いのか?

業務用脱毛機のホームページを見ると、本体価格だけ公開されていないケースも多いです。実は業務用脱毛機に限らず、BtoB(B2B/企業間取引)事業は価格未公開のモノがほとんど。いわゆるクローズド運営ですね。

理由はさまざまですが、大きく2つ挙げられます。

一般ユーザーに価格を公開したくないため

一般ユーザー、つまりエンドユーザー(脱毛サロンを利用する人)にコストを知られたくない経営者やオーナーは多いはずです。

また、個人で購入したいという方が出てくると困るという面もあります。支払い時のトラブル・転売・ブランド毀損などのリスクが伴うため、個人に対して業務用脱毛機の販売を行うメーカーはほとんどありません。

取引規模・契約条件によって価格が変わるため

企業間の取引は契約規模に大きな開きがあります。
極端な例ですが、100台導入するサロンと1台導入するサロンでは1台あたりの価格を変えるメーカーがほとんどと考えられます。また、古くから付き合いがあり長くそのメーカーで買い替えを繰り返しているサロンは掛け率が違うこともあります。

B2Bは取引規模、取引期間、契約内容によって価格が変わることが頻繁にあるためクローズド運営が多いのです。業務用脱毛機もこの例に漏れません。

業務用脱毛機のランニングコスト算出方法

本体価格の安い業務用脱毛機を導入すれば初期費用を大きく抑えることができ、その分を外観や内装工事に充てることも可能です。しかし、サロンを運営していくうえで無視できないのがランニングコスト。こちらも詳しく見ていきましょう。

1ショットあたりの価格

当比較サイトもそうですが、業務用脱毛機のランニングコストはよく『1ショットあたり〇〇円』と表現されます。この金額は

1ショットあたりの価格=【ランプ代】÷【ランプ最大発数】

で、算出できます。

1ショットあたりの価格はあくまで目安!

もちろん、すべてのユーザーのコストがこれで済むわけではありません。
現場で性別や部位、それぞれのムダ毛の濃さや太さなども考慮して出力を決めるので単純計算ができないことは頭に入れておきましょう。

電気代

こちらは業務用脱毛機の消費電力で割り出せます。
参考程度ですが、電気代の割り出し方は以下の通り。最後はサロンが契約している電気料金プランに当てはめて計算してください。

①まず、電力量を割り出します

業務用脱毛機の消費電力と使用時間を掛けましょう。

【消費電力(W)】×【使用時間(h)】=【電力量(Wh)】

②次にWhで出した電力量をkWhに換算します

これは単純に1000で割ってください。

【Wh】÷【1000】=【kWh】

③契約しているプランの1kWhあたりの電気料金を確認して、電気代を割り出します

【②で算出したkWh数】×【契約プランの1kWhあたりの電気料金】=【サロンの電気代】

当比較サイトおすすめ業務用脱毛機のランニングコスト一覧

1ショットあたりの金額

  • ルミクス・ ツイン:0.1円
  • CLEAR/SP-ef :0.18円
  • ティーノ:0.3円
  • ライエンス:0.3円
  • CUBE DUO:0.46円
  • GSD h150ws:0.46円
  • バイマッハ:0.49円
  • パワーライト400NE:0.56円
  • リオキシー:0.6円
  • ハイパースキンカレン:1円
  • エピアスEXR:1.2円
  • ルネッサンスGTR:1.6円
  • ルテラ:1.86円
  • ペガサスプロ:0.19円
  • エアクールフラッシュ:4.9円
  • シルキーライトⅡ:4.8円
  • M.S.F.T.Krypton:9.4円

本体価格とは反対に、『ルミクス・ツイン』が最安値です。

全身脱毛1回に必要なコストは?

全身脱毛は、1人あたりおおよそ3000ショットが必要だと言われています。
単純計算にはなりますが、たとえば『ルミクス・ツイン』の場合は1人あたりの全身脱毛のコストが300円。それに対し、ランニングコストが一番高額な『ルネッサンスGTR』は4,800円。その差は4,500円です。
10人施術すれば45,000円、100人で450,000円、200人で900,000円の差が出ます。

この計算でいくと本体価格で比較した『CUBE DUO』は1,380円。
『ルミクス・ツイン』との差は1,080円となります。200人で216,000円です。
『ルネッサンスGT-R』と『ルミクス・ツイン』ほどではありませんが、1人分の人件費にあたると考えれば大きな差です。

では、やはりランニングコストを重視した方が良いのでしょうか?

本当に【コスパ】の良い業務用脱毛機とは?

上の例で出した200人をどれくらいの日数で回せるか?と考えてみましょう。

1ヵ月で200人以上施術でき、12ヵ月維持できれば、本体価格で例に出した『ルミクス・ツイン』と『CUBE DUO』の差額、約300万円は途中でランプを交換しても2年以内に回収が可能です。

高額な導入コストを短期間で回収するのは難しい

施術スタッフ1名・営業日25日と仮定して1日8人。
1ヶ月で200人以上を施術しようと考えると、このペースで回していく必要があります。

近年販売されている業務用脱毛機はいずれも1時間以内に全身脱毛を行えるので、余裕と考える方も多いかもしれません。しかし、1人で休まず回すと仮定してもやや厳しい数字です。1日8人、安定して集客できるのか想像してみましょう。
小規模サロンでは、導入コストを回収できた頃には開業から何年も経っていたということもあり得るかもしれません。

業務用脱毛機をコストで選ぶには総合的な判断が必要

この通り、ランニングコストだけを注視するのは経営上、リスクが高いです。
サロン規模やスタッフ、その他かかる経費、1人あたりにかける時間などを細かく算出してから業務用脱毛機の選定を行いましょう。

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