脱毛サロンの開業なら個人経営がおすすめ！メリットと注意点

脱毛サロンを個人経営で開業しよう！

脱毛需要が増加するにつれて、脱毛サロンの開業を検討している方が年々増えています。フランチャイズ経営にするか、個人経営にするか迷っている方もいらっしゃるでしょう。

今回のコラムでは、脱毛サロンの【個人経営】について徹底解説いたします。
個人経営のメリット・デメリット、注意点などを網羅的にまとめましたので、脱毛サロンの開業を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

脱毛サロンの開業パターン

脱毛サロンの開業パターンは主に以下の2つです。それぞれ特徴は異なり、オーナー様によって向き不向きは異なります。どちらも確認しておきましょう。

• フランチャイズ経営
• 個人経営

フランチャイズ経営

フランチャイズ経営は、既に成功しているお店の看板を借りて開業する方法です。サロンの名前や経営方針を共有してもらえるので、開業してすぐでも集客しやすく、経営が初めての方でも開業しやすいです。

本部から様々な経営サポートをしてもらう分、加盟金や月の売上に応じて支払う義務のあるロイヤリティなど、個人経営では発生しない費用が掛かります。

個人経営

個人経営は、開業準備から経営まで全てを自分で行う方法です。フランチャイズのように、看板や経営方針を共有してもらえることはなく、経営初心者の方にはややハードルの高い開業方法です。

その分フランチャイズにはないメリットも多いので、個人経営で開業する方も多くいます。

今回は個人経営に焦点を当てて、お話しします。

脱毛サロンを個人経営するメリット

脱毛サロンを個人経営で開業するメリットは主に以下の点です。それぞれ解説します。

• 自由度が高い
• 支出を抑えられる
• 事業展開しやすい

自由度が高い

個人経営の1番のメリットは自由度の高さ、選択肢の広さです。立地や内装、ターゲットとする顧客層やメニューの内容など、全てを自身のこだわりで決めることができます。フランチャイズの場合、店名やお店のコンセプトなどが縛られるため、自身が理想とするサロンにすることが難しいです。
季節や周年キャンペーンにおける割引、サービス向上や店の収益に合わせた値上げもフランチャイズ本部へ伺いを立てなくても可能。自由な采配で、選択肢を増やせます。

どこにもない、あなただけの脱毛サロンを経営できます。

支出を抑えられる

個人経営の場合、フランチャイズよりは収支がシンプルで、支出が抑えられます。スタッフや家賃などの維持費を除いても、売上さえ立てば手元に多くの利益を残せます。
フランチャイズのようにロイヤリティなどの支払いが発生しないため、維持費のほかに多くの支出がありません。

努力次第で際限なく売上を伸ばすことができます。

事業拡大しやすい

個人経営の場合、経営方針を自由に変えられるため、事業拡大も自身のタイミングで可能です。
ブランド名を利用し、脱毛サロンと親和性の高いネイルサロン、スポーツジムなど、さまざまな事業展開を行っているオーナー様もいらっしゃいます。

個人経営のデメリット

個人経営はメリットだけではありません。デメリットもあるので、事前に確認し、対策をしておきましょう。

• 仕事量が多い
• 経営の知識が必要
• 開業資金が高い
• 集客が大変

仕事量が多い

個人経営は全てを自分で決められる反面、仕事量は膨大です。物件の取り決めやメニューの考案、スタッフの雇用など、やらなければいけないことは山積みです。

フランチャイズの場合、本部が開業のサポートをしてくれるので、初心者でも始めやすいですが、個人経営の場合は簡単ではありません。

経営の知識が必要

脱毛サロンの開業には、美容の知識やスキルだけでなく、経営に関する知識も欠かせません。一人前の経営者として自立する必要があるわけです。

美容に関する知識や施術技術は美容機器を購入する際に身に付けられますが、経営に関する知識は自身で学ぶ必要があります。セミナーや講習などに積極的に参加し、経営者としての力を付けましょう。

開業資金が高い

個人経営の場合、開業にかかるコストを自身で負担する必要があります。初期費用の相場は500万前後で、ハードルを感じる方もいらっしゃるでしょう。開業を志すのであれば、事前に準備しておくことをおすすめします。

フランチャイズ経営の場合、脱毛機のレンタルを行ってくれるケースもあり、個人経営よりも大幅に初期費用を抑えられます。予算に合わせて自身の開業パターンを検討しましょう。

集客が大変

フランチャイズはお店の名前を借りることができるため、ブランド力が高いサロンの傘下に入れば、ある程度の集客力を持って開業することも可能です。
また、本部の企業規模によって異なりますが、ほとんどの場合、オープンに合わせてフランチャイズ本部が広告や既存店舗からのPR、Webサイトへの掲載も行ってくれます。

一方個人経営の場合、開業時は認知がなく、口コミ評価もされていないので、集客が困難です。多くのサロンが開業して1年以内に廃業を余儀なくされているのも現状で、開業のリスクは低くありません。

地域住民へのビラ配りや、SNSや公式Webサイトの活用を通じて、新規顧客の獲得を図りましょう。親身なカウンセリングや施術技術の向上で、リピートを増やすことができれば、経営を安定させることができます。

脱毛サロンの個人経営で注意する点

ここでは、脱毛サロンの個人経営をする際の注意点をご紹介します。

• 差別化に力を入れる
• ターゲットを絞る
• 業務用脱毛機のメーカーにこだわる

差別化に力を入れる

個人経営のサロンが、大手やフランチャイズのサロンと同じ土俵で戦っていくのは、相当困難です。経営力やブランド力に大きな差があります。

個人経営は大手サロンやフランチャイズのサロンにはない強みを持つことで、競争の激しい脱毛市場での勝ち筋を見つけます。
多くのサロンが実施しているキャンペーンとは異なる施策を検討し、差別化を図りましょう。

ターゲットを絞る

多くのサロンがターゲットを絞ってサロン経営をしています。個人経営の場合はより詳細にターゲットを絞り、特定の層を確実に獲得することで経営の安定を目指すのがおすすめです。

大きなサロンは店舗数やスタッフが多く、その分売上も必要です。そのため、ブランド全体で広い顧客層をターゲットにしている場合が多いです。ターゲットが広いとその分一人ひとりに寄り添ったサービスの提供は簡単ではありません。

個人サロンは大手のような売上は必要ないので、なるべくニッチな層に刺さるサロンを目指し、経営の安定を目指しましょう。

業務用脱毛機のメーカーにこだわる

中には、美容に関するセミナーや施術研修の他に、経営サポートを行ってくれる美容機器メーカーもあります。業務用脱毛機を購入する際は、機器の性能やメニューの充実度だけでなく、サポート内容も確認しましょう。

フランチャイズでなくても、経営のプロにサポートをしてもらうことは可能です。

脱毛サロンは個人経営がおすすめ！

今回のコラムでは、脱毛サロンの個人経営のメリット・デメリット、注意点を解説してきました。
個人経営は簡単でない分、自由度は高く理想のサロンを目指すことができます。売上も高く、事業拡大もしやすいので、ぜひ今回のコラムを参考に個人経営での開業も視野に入れ、検討してみてください。