業務用脱毛機が故障した場合は?
脱毛機は非常に精密な機械です。
普段使いしている分には、移動させたり衝撃を与えたりすることはあまりありませんが、時には不具合が起きたり、故障してしまったりすることもあります。
そんな時はどのように対応すればいいのでしょうか。
特に業務用脱毛機は1台数百万円もするほど高価なので、故障するたびに買い替えることは現実的ではないでしょう。
そこで今回の記事では、業務用脱毛機が故障した時はどうすればいいのか、また修理費用はどれくらいになるのかという点について解説していきます。
業務用脱毛機が故障した場合の対処法
どのような症状であろうと、脱毛機に異常が発生した場合には、基本的に以下のような流れで対処しましょう。
使用しない・自分で修理しようとしない
まず絶対に遵守すべきことは、そのまま使用することはしないということです。
正常に動作しない状態で施術をすると、様々なトラブルが発生するリスクが伴います。
また、自分で何とか修理しようとすることもいけません。
脱毛機は非常に精密な仕組みなので、多少機械に精通している程度では何が原因で、どうすれば直るのか、検討をつけることも難しいでしょう。
さらに悪化してしまうことを避けるためにも、自己判断で何かしようとすることはおすすめしません。
保証期間内であるか確認する
ほとんどの業務用脱毛機には、購入時に1~3年ほどの保証期間が付属しています。
場合によっては有料で保証期間を延長している場合もあるでしょう。
故障の原因にもよりますが、正しく使用していたにも関わらず異常をきたしてしまった場合は、保証の対象となり、無償で修理に対応してくれたり、交換に応じてもらえたりするはずです。
まずは保証期間内であるかを確認し、保証書を準備しましょう。
販売メーカー・担当者に連絡する
次に販売メーカーの窓口や担当者に問い合わせます。
メーカーによって対応の仕方やそのスピードは異なりますが、スムーズに解決するためにも指示に従うことが大切です。
修理または買い替え
販売メーカーと連絡を取りつつ、状況に応じて修理するか買い替えるか検討します。
まだ保証期間内であれば修理してもらうか、代替品を送ってもらうことが妥当ですが、既に保証も切れており、脱毛機自体が古くなってきたということであれば、買い替えも視野に入れましょう。
ちなみに業務用脱毛機の耐用年数はおよそ5年と言われています。
もちろん機種によって寿命は異なりますが、少なくとも5年も経てば、もっと優れた性能の最新機種が出ているはずなので、思い切って買い替えるという選択肢も大いにあり得ます。
業務用脱毛機の修理費用はどれくらい
それでは業務用脱毛機が故障した場合、その修理費用はどれくらいなのかというと、実際は故障した部位によります。
仮にちょっとした部品をいくつか交換するだけであれば、数千〜数万円程度に収まるでしょう。
しかし、たった一箇所の不具合が他の不具合を誘発する可能性もあります。
例えばハンドピースを交換するだけでも20万~30万円ほどかかりますが、大がかりな修理になると、それ以上の修理費用が発生する恐れもあります。
ちなみに、海外製の脱毛機を修理する場合は、海外から部品を取り寄せなければならない可能性もあります。
そうなると費用もかさみますし、修理期間も長くかかってしまうことになるでしょう。
販売メーカーに修理を依頼した場合の対応
ちなみに、販売メーカーに修理を依頼した場合にはどのような対応をされるのでしょうか。
より詳しく解説していきます。
センドバック(代替品と交換)
対応の一つはセンドバック、つまり故障した脱毛機を代替品と交換してもらうということです。
この方法ならば、脱毛機の修理が終わるまで施術ができなくなるということもありません。
ただし意点として、メーカーによっては、故障した脱毛機がメーカー側に到着してから代替品を発送するという形をとっています。
業務用脱毛機のような大きな精密機械を送るにはそれなりに手間がかかりますが、手早くそれを済まさないと、代替品が送られてくるのがどんどん遅れてしまいます。
訪問修理
トラブル時のサポートが充実しているメーカーだと、24時間365日、訪問修理に対応してくれる場合もあります。
上手くいけば最短で修理が完了し、また営業を再開できるでしょう。
そのことから、脱毛機を購入する際にはこのようにサポートが充実しているメーカーの脱毛機を選ぶことをおすすめします。
何台も脱毛機があるならまだしも、1台のみの小規模な脱毛サロンにおいて、何日も脱毛機が使えないとなると一大事です。
古くなった業務用脱毛機は修理の対象外であることも
販売メーカーの中には、古くなった業務用脱毛機の修理を終了してしまうメーカーもあります。
そのため、保証が切れて修理費用が必要になるどころか、そもそも正規メーカーでは修理してくれないということがあり得るということです。
これも業務用脱毛機の耐用年数が5年と言われる理由の一つ。
さすがに数年で修理の対応が終了してしまうことはありませんが、10年、15年と使い続けていると、そのような事態に陥ってしまう可能性も高まります。
修理業者に依頼することもできる
実は脱毛機を修理してくれるのは、何もその脱毛機を販売しているメーカーだけとは限りません。
そこまで数は多くありませんが、非正規で業務用脱毛機を修理している業者も存在します。
修理に対応している機種は業者によって異なりますが、軽い点検やメンテナンスから大がかりなオーバーホールまで、専門知識を備えた技術者がきちんと直してくれます。
そのような業者も修理費用は状況によって異なりますが、むしろ正規の販売メーカーより安価に修理してくれる場合もあるため、もしもの時は見積りだけでも依頼してみるといいでしょう。
定期メンテナンスを欠かさない
突然の故障やトラブルを回避するために大切なことの一つは、定期メンテナンスを欠かさないということです。
消耗品や古くなったパーツの交換や、光の出力や冷却機能が劣化していないかなどの計測など、メンテナンスを行うだけで、トラブル発生率はグッと下がります。
どのみち光源であるランプなどは定期的に交換しなければならないので、そのようなタイミングでメンテナンスもプロに依頼しましょう。
耐久性が高い国産の業務用脱毛機がおすすめ!
耐久性が高い業務用脱毛機を購入すれば、故障やトラブルが発生する確率も低いです。
特に国産の業務用脱毛機は非常に丈夫である傾向にあり、海外製の脱毛機と比較してもトラブルの発生率が低いです。
また、修理などの対応が早いというところも国産のメリットです。
生産工場が国内にあればそれだけ早く修理に取りかかることができますし、わざわざ海外から部品を取り寄せる必要もありません。
耐久性の高さと対応の早さが国産脱毛機の大きなメリットです。
耐久性の高さとサポートの質が大切!
この記事では業務用脱毛機の故障について解説しましたが、参考にしていただけましたでしょうか。
お伝えした通り、故障などを避けるためには耐久性に優れた国産の業務用脱毛機がおすすめですが、それでもトラブルが起きる可能性がゼロというわけではありません。
メーカーのサポート体制も業務用脱毛機を選ぶ上では重要なので、購入前には、その辺りもよく確認することを心がけましょう。
この記事の執筆者
業務用脱毛機器アカデミー編集部
業務用脱毛機器アカデミーは、脱毛サロンの新規開業や脱毛機器の買い替えを検討しているサロンオーナー様に役立つ情報をご紹介するWebサイトです。元脱毛機器メーカー営業や脱毛サロンオーナーをはじめとする美容のプロたちが厳選した「本当に売上UPに繋がる」脱毛機器を徹底比較してランキング形式で掲載しています。
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