脱毛サロン受付の志望動機は？　未経験の人が押さえておきたいポイントを紹介

「脱毛サロンの受付の求人に応募したいけど、履歴書の志望動機に何を書けばいいかわからない」という方は多いのではないでしょうか。志望動機をどう書くかは採用の基準に大きく関わってくる重要なポイントです。

この記事では、未経験の方が脱毛サロンの受付に応募する際の魅力的な志望動機の書き方や例文、注意するポイントなどを紹介しています。

脱毛サロン受付の志望動機の例

脱毛サロンの受付の志望動機は、人によって様々な理由が考えられます。いくつか例を紹介するので、ご自身に当てはまるものがないか参考にしてみてください。

• ムダ毛がなくなって快適になった
• コンプレックスを解消できた
• 自分が訪れた時の対応が良かった
• 美容に興味があり、美を提供する仕事に憧れていた
• 脱毛サロンで働く知人の影響を受けた
• 人とのコミュニケーションが好き

志望動機を書く際のポイント

上記の例を踏まえたうえで、実際に履歴書を書く際は以下のポイントを押さえて書きましょう。

• 自身の体験を交える
• 受付がやりたい理由を書く
• 応募先のサロンを選ぶ理由を書く
• 自身のスキルと採用後の意気込みを書く
• 書き出しと締めくくりに注意する

自身の体験を交える

脱毛サロンの志望動機として説得力があるのが、自分自身が脱毛サロンに感動した、憧れていたという趣旨の個人的な体験を語ることです。

より効果的なのが、自身自身がムダ毛に悩んでおり、脱毛サロンによって悩みを解消できたことを示すことです。受付ではお客様に脱毛の魅力や、実際の施術内容などをお伝えする場面もあります。もともとお客様だったスタッフの話は安心感や信憑性を与えられ、サロンも重宝します。

もし自身がサロンに通っていなかった場合も、美容・脱毛業界への憧れ、心を動かされた経験談を盛り込むとよいでしょう。

受付がやりたい理由を書く

自信の感動体験によって、なぜ脱毛サロンで働きたいかを説明したら、なぜエステティシャンではなく受付の仕事がしたいのかを明確にしましょう。

受付スタッフは脱毛サロンの窓口となるため、新規顧客の対応なども多く、慎重かつ丁寧な対応が求められます。サロンの第一印象が決まる重要なポジションであると同時に、人の心を動かしやすい業務であるともいえます。

過去に自身が受付で接客された経験などを記述したり、受付でしか得られない経験を語ることで、エステティシャンよりも受付の仕事に興味があることをアピールできます。

応募先のサロンを選ぶ理由を書く

脱毛サロンの受付で働きたいということを書いたら、なぜそのサロンを希望するのかを記載しましょう。「脱毛サロンの受付で働きたい」にとどまると、どのサロンでもよいという印象を持たれてしまう可能性があります。

もしそのサロンに自身がお客様として通っていた経験がある場合は、その時に受付の対応で感じたこと、それが受付で働くための原動力になったということを記述しましょう。

応募先のサロンに通ったことがない場合は、ウェブサイトや求人情報、SNSなどをしっかりチェックし、ここで働きたいと感じた理由をまとめるとよいでしょう。例えば、訪問した際に内装やスタッフの雰囲気が良かった、サロンのコンセプトに共感した、などが考えられます。

自身のスキルと採用後の意気込みを書く

志望動機では、採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらわなければなりません。サロンによって自身が必要な人材であることをアピールしましょう。

まず、自身の持っているスキルがどう脱毛サロンの受付に活かせるかアピールすることが大切です。例えば、お客様と接する機会の多い受付では、コミュニケーション能力の高い人は魅力的です。バイトなどで接客業を行っていた経験や、人前で話すことが得意であることがわかるエピソードを盛り込み、サロンの印象を高めることに貢献できる、といったことを書くと効果的です。

また、採用後の意気込みも書きましょう。
自身のスキルをサロンで活かし、そのうえで何を目標として働いていきたいかが明確に書いてあると、高く評価されます。

書き出しと締めくくりに注意する

履歴書の志望動機を書く際には、「書き出し」と「締めくくり」に特に注意しましょう。

志望動機の書き出しは文章の第一印象にあたる部分であり、ここで採用担当者を引き付けることができればその後に続く内容にも関心が生まれます。書き出しではなぜ自身とサロンがマッチしているのか、具体的に説明しましょう。

締めくくりは最も印象に残る部分です。最後に「自身がサロンでどのように貢献できるか」を明確に伝えることで、採用担当者はあなたがサロンで活躍する姿をイメージすることができ、採用の可能性が上がります。

書き出しと締めくくりにこだわり、他の応募者と差をつけましょう。

脱毛サロンの受付の志望動機例文

実際に上記のポイントを押さえた志望動機の例文をご紹介します。

私が貴社の受付業務に応募する理由は、美容の力で人を幸せにしたいからです。私自身も、長年ムダ毛に悩まされていましたが、貴社に通うことで悩みを克服し、自身を変えることができました。そこから脱毛業界で働くことに興味を持ち、お客様にも同じような満足感を提供したいと考えました。

私が貴社を初めて訪れた時、知らない世界で不安に思っていた私に受付の方がとても優しく丁寧に対応して下さり、とても安心することができました。この経験から、自身もただサービスを提供するだけではなく、気軽に悩みの相談に応えることができる受付担当になりたいと思いました。

私は人と接することが好きで、以前接客業に携わっていたことから、明るくポジティブな対応ができることが強みです。受付業務はお客様と直接コミュニケーションをとる重要なポジションであり、お客様の印象やサロンの雰囲気づくりに大きく関わるため、私の強みを活かすことができると考えています。

私は貴社での受付業務を通じて、お客様に安心感と満足感を与えるだけでなく、美容業界への知識を深め、スキルを磨いていきたいと思っております。この環境で私の能力を発揮し、サロンの成長に貢献してゆきます。

志望動機に注力して採用活動を有利に進めよう

いかがだったでしょうか。今回は、脱毛サロンの受付の志望動機の書き方について詳しく解説しました。志望動機で採用担当者が見ているポイントは以下の通りです。

• なぜ脱毛サロンの受付なのか
• なぜこのサロンなのか
• サロンにどう貢献できるのか
• サロンで達成したい目的は何か

これらの内容は採用面接においても重要なポイントとなります。魅力的な志望動機の書き方を覚えて、採用活動を有利に進めましょう。