脱毛サロンでも物販は有効?

脱毛サロンで利益を出す方法は、何も脱毛の施術だけではありません。
複数のキャッシュポイントを確保することで、売上を安定させることができますが、その方法の一つが物販です。

サロン全体の売上のうち、物販が約3割を占めるケースもありますが、物販に対してこのようなイメージを抱いている方も多いでしょう。

「物を売るのって難しそう」
「しつこく勧めるとお客さまに嫌われそう」

確かに、物販を成功させるのは容易ではなく、デメリットもあります。
しかし、そのような問題を解消しつつ、サロンの売上をアップさせるため、今回のコラムでは、物販の基礎的な知識や、成功させるコツを解説します。

物販をするメリット・デメリット

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まずは物販をするメリットとデメリットを簡単に紹介していきます。

物販をするメリット

  • 物販には以下のようなメリットがあります。
  • 客単価がアップする
  • 生産性が高い
  • 売上が安定する

客単価がアップする

物販で商品を売ることができれば、当然その分客単価はアップします。
美容グッズや化粧品などは単価が高いものも多く、1つ売れるだけで客単価は大きく高まります。

生産性が高い

もう一つの物販の魅力は、生産性の高さです。

もともと脱毛も十分生産性が高いビジネスですが、少なからず施術時間を要します。
脱毛部位そのものは狭いとしても、準備や片付けを含めると、一人当たり30分はかかってしまいます。

一方、物販であれば商品を選んでもらって、お会計を済ませるだけです。
かかる時間を最小限に抑えて、売上を伸ばすことができます。

売上が安定する

脱毛サロンやエステサロンの物販で取り扱う商品は、ある程度希少性が高いものがおすすめです。
一般的にあまり市場に出回っていないものだと、お客さまも物販で手に入れるしかないので、消耗品などはリピートしてくれる可能性が高いです。

そのようなお客さまを増やしていくと、非常に高い頻度で物販が売れるようになります。
コロナ禍では多くの脱毛サロンが売上を大幅に落としてしまいましたが、物販のリピーターが多いと、そのような状況でも安定して売上が発生します。

物販をするデメリット

反対に、物販にはこのようなデメリットもあります。

  • 在庫を抱える
  • 接客次第では悪い印象を持たれる

在庫を抱える

物販を導入する上で注意しなければいけないことは、在庫を抱えてしまうリスクを負うということです。

どれだけ高品質の商品を仕入れても、売れなければ意味がありません。
キャッシュフローが滞り、サロンの運営状況を悪化させる要因になってしまう恐れがあります。

特に食品関係は賞味期限・消費期限の関係で売れ残りやすいので、非常にハードルが高いです。
まずはリーズナブルな商品を少数から仕入れ始めて、売れ行きに合わせてラインナップや仕入れ数を調節していきましょう。

接客次第では悪い印象を持たれる

商品を購入してもらうには、まずお客さまに物販のことを認知してもらう必要があります。
しかし、その際の接客によっては、しつこい、鬱陶しいというような悪い印象を持たれてしまうことがあります。
商品との相性を考え、本当に需要があるお客さまにのみ商品を提案することが望ましいです。

脱毛サロンの物販で家庭用脱毛器はアリ?

実は脱毛サロンでは、家庭用脱毛器の物販が高い人気を誇ります。
しかし、「脱毛サロンで家庭用脱毛器を売ったら、売上が下がってしまうのでは?」と考える方も多いでしょう。

結論をお伝えすると、脱毛サロンで家庭用脱毛器の物販を取り扱うことは有効です。
理由としては、以下の三つが挙げられます。

  • それぞれ別のメリットがある
  • お客さまの予算には上限がある
  • 家庭用脱毛器の単価が高い

それぞれ別のメリットがある

脱毛サロンと家庭用脱毛器は、確かに「脱毛する」という目的は共通していますが、それぞれ別のメリットがあります。

脱毛サロンのメリット

  • 業務用なので効果が高い
  • 自分で脱毛する手間がかからない
  • スタッフとコミュニケーションが取れる

脱毛サロンの大まかなメリットはこのようになっています。

業務用脱毛機は効果が高いことはもちろん、連射性能も段違い。
脱毛に要する時間が格段に短く済みます。

また、スタッフに施術してもらうことにより、背面の脱毛も楽々。
コミュニケーションを取れることも、脱毛サロンに通うメリットだと言えます。

家庭用脱毛器のメリット

  • 一度購入すれば何度でも脱毛できる
  • 自宅でいつでも脱毛できる
  • 人に見られることがない

家庭用脱毛器は一度購入すれば何度でも脱毛することができます。
機種ごとに照射回数に上限があるといっても、一人でそれを使い切ることはまずないでしょう。

そして、自宅でいつでも脱毛できるので、わざわざ予約を取ったり、サロンまで脚を運ぶ必要がありません。
人に見られることがないため、「脱毛サロンでVIO脱毛するのは恥ずかしい!」という人にもおすすめできます。

このように、脱毛サロンと家庭用脱毛器は意外と異なる特徴があり、よくよく考えるとターゲット層も異なります。
実際、脱毛サロンに通いながら、家庭用脱毛器を使って自分でも脱毛してるという人も多いです。

お客さまの予算には上限がある

脱毛サロンの料金は決して安くなく、お客さまの予算をオーバーしてしまっているケースもあります。

  • もっとたくさん脱毛したい
  • 他の部位も脱毛したい

このように考えているにも関わらず、金銭的な問題で断念している人は多いです。
その場合、サロンの追加契約は難しくても、物販の家庭用脱毛器であれば、購入してもらえる可能性があります。

家庭用脱毛器の単価が高い

脱毛サロンと比較するとリーズナブルな家庭用脱毛器ですが、決して安いわけではありません。
料金相場は1万〜10万円と機種によって差はあるものの、商品単価は非常に高いため、1台売れるだけでもそこそこの売上アップに繋がります。

物販の家庭用脱毛器なら「CLEAR / SP BiiTo2Cool」がおすすめ!

家庭用脱毛器といっても最近はどんどん機種が増えていますが、脱毛サロンの物販には、「CLEAR / SP BiiTo2Cool(クリアエスピービート2クール)」が特におすすめです。
その理由を解説します。

とにかく性能が高い

正直、家庭用脱毛器の性能はピンキリで、ほとんど効果がないものもあれば、業務用並みの性能を誇るものもあります。

そんな中で、CLEAR / SP BiiTo2Coolの性能はトップクラスです。
具体的には以下のような特徴があります。

  • とにかく脱毛効果が高い
  • 楽に脱毛できるオート照射
  • 痛みを軽減する冷却機能
  • プロでなくても安心して使える安全装置

せっかく購入してくれたお客さまを裏切らないためにも、高性能な家庭用脱毛器を取り扱うことは必須です。

老舗メーカーの安心感

業務用脱毛機「CLEAR / SP-ef」を使用している脱毛サロンは多いと思いますが、CLEAR / SP BiiTo2Coolを開発・販売しているのは、同じメーカーであるNBSです。
業界の中ではトップクラスの実績を誇る老舗メーカーであるため、CLEAR / SP BiiTo2Coolの信頼性も非常に高いです。

物販用に開発されている

CLEAR / SP BiiTo2Coolは、実は物販用に開発された家庭用脱毛器です。
今のところ一般販売はされていないため、既存のお客さまにおすすめできるだけではなく、新規のお客さまを獲得できる可能性があります。

当サイトは基本的に業務用脱毛機や脱毛サロン運営についてのコラムを発信していますが、こちらのサイトでは、CLEAR / SP BiiTo2Coolについてより詳しくレビューしていました!
よければチェックしてみてください。

【最新脱毛器】BiiTo2Cool(ビート2クール)の10個の機能を徹底解説!

CLEAR / SP BiiTo2Coolの公式サイトはこちら

物販の売上を上げるために大切なことは?

最後に、脱毛サロンの物販で売上を上げるために大切なことを解説します。

「物販=売り込み」という認識は間違い

「物販で商品を売ることは難しいのではないか?」という心配をしている方は、「物販=売り込み」という誤った認識をしている可能性があります。

一言で表すと、物販とは教えてあげること。
ある悩みを抱えているお客さまに対し、「その悩みならこういう解決方法がありますよ」と教えてあげるだけで、無理に売り込んだり、営業をかける必要はありません。

ただし、お客さまに合わせて適切な商品を提案するには、そのお客さまのことを深く理解する必要があります。
普段の施術やカウンセリングから悩みをヒアリングしていると、物販を提案できるタイミングが来ることがあります。

待ち時間を利用する

施術前後の待ち時間は、物販を認知してもらう絶好のタイミングです。

  • テーブルの上にポップメニューを設置する
  • 壁にチラシを貼る
  • 棚に商品を設置する

このような取り組みを行って、まずは物販をしていることに気付いてもらいましょう。
それを見てお客さまがもし興味を示すようであれば、その商品について詳しく解説します。

信頼度を上げる

物販では、「何を売るか」だけではなく、「誰が売るか」ということも非常に重要です。
そのため、既に良好な信頼関係を築けているお客さまでないと、商品を売ることは難しいでしょう。

しかし反対に言えば、信頼してくれているお客さまに対しては、商品を売ることはそこまでハードルが高いことではありません。
サロン側がお客さまのことを深く理解しているという意味でも、物販を勧めやすいです。

自分が本当に良いと思う商品を選ぶ

物販で取り扱う商品は様々なカテゴリーのものが考えられますが、その最低基準は「自分が本当に良いと思えるもの」ということです。
なんとなく売れそうだから、単価が高いからというような理由で商品を選んでも、お客さまにその良さを伝えることはできません。

まとめ

物販を成功させるポイントは、そのお客さまにとってプラスになるものを勧めるということです。
その気持ちさえ伝われば、お客さまに迷惑がられることもありません。
まずは本当に良い商品だけを少数仕入れ、常連のお客さまにお声がけするところから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者

業務用脱毛機器アカデミー編集部

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