医療脱毛は10回で終わらないって本当?効果的な対策を徹底解説!

医療脱毛は10回で終わらない!?

「医療脱毛を10回受けても終わらない」という声を聞いて、不安に感じていませんか?医療脱毛を検討している方にとって、予定より回数がかかってしまうのは費用や期間の面で心配になるでしょう。

実際に、医療脱毛は個人差が大きく、10回で完全に満足できる状態になるとは限りません。しかし、なぜ10回で終わらないのか、その原因を理解することで適切な対策を取ることができます。

本記事では、医療脱毛が10回で終わらない理由や部位別の必要回数、効果を最大化するためのポイントについて詳しく解説します。これから医療脱毛を始める方も、すでに通っている方も、ぜひ参考にしてください。

医療脱毛が10回で終わらない理由

医療脱毛を受けても期待していた回数で完了しないのは、複数の要因が関係しています。医療脱毛が10回で終わらない代表的な理由を詳しく見ていきましょう。

毛周期に合わない施術タイミング

医療脱毛の効果を左右する最も重要な要因は、毛周期です。毛には「成長期」「退行期」「休止期」という3つのサイクルがあり、レーザー脱毛は成長期の毛にのみ効果を発揮します。

成長期にある毛は全体の約20~30%程度しかないため、1回の施術ですべての毛を処理することは不可能です。また、毛周期は部位によって異なり、適切な間隔で施術を受けなければ効率的な脱毛ができません。

施術間隔が短すぎても長すぎても効果が下がってしまうため、クリニックが推奨する2~3ヶ月の間隔を守ることが重要です。

個人の毛質・肌質による影響

毛質や肌質の個人差も、必要な施術回数に大きく影響します。以下のような特徴がある方は、より多くの回数が必要になる傾向があります。

  • 毛が細い・薄い:産毛のような細い毛はメラニン色素が少なく、レーザーが反応しにくい
  • 毛の密度が高い:毛が密集している部位では、レーザーの効果が分散してしまう
  • 肌の色が濃い:安全性を考慮して出力を下げる必要があり、効果が弱くなる
  • ホルモンバランスの影響:VIOやヒゲなどホルモンの影響を受けやすい部位は毛の再生が起こりやすい

脱毛機器の出力や種類の問題

使用する脱毛機器や出力設定も効果に直結します。痛みを軽減するために出力を下げすぎたり、自分の毛質に合わない機器で施術を受けたりすると、期待した効果が得られません。

高性能な脱毛機器を使用しているクリニックを選ぶことで、少ない回数で効果的な脱毛が可能になります。特に、複数の波長のレーザーを使い分けられる機器であれば、さまざまな毛質に対応できるため効率的です。

医療脱毛の効果を回数別に解説!

医療脱毛の効果は段階的に現れます。回数ごとにどのような変化が期待できるのか、詳しく見ていきましょう。

1~3回目:変化を感じ始める段階

施術開始から1~3回目では、まだ劇的な変化は感じられませんが、以下のような初期効果が現れ始めます。

  • 毛が細くなったと感じる
  • 一部の毛が自然に抜け落ちる(ポップアップ現象)
  • 毛の成長スピードが遅くなる

この段階では自己処理は必要ですが、毛質の変化を実感できる方が多くなります。

4~7回目:効果を実感する段階

多くの方が脱毛効果を明確に実感できるのが、この段階です。

  • 自己処理の頻度が明らかに減る
  • 毛量が半分以上減少する
  • 残った毛も細く目立ちにくくなる
  • 肌触りが滑らかになる

特に濃い毛が生えていた部位では、見た目の変化が分かりやすくなります。

8~10回目:満足度が高まる段階

8回目以降になると、多くの方が目指していた脱毛効果を感じやすくなります。

  • 毛量が全体の8~9割減少
  • 自己処理がほとんど不要になる
  • 肌のトーンが整い美肌効果も実感
  • 月1回程度の軽い処理で十分

ただし、部位によってはまだ完全ではない場合もあり、追加施術を検討する方もいます。

【部位別】医療脱毛で必要な施術回数

脱毛効果は部位によって大きく異なります。それぞれの特徴と必要回数の目安を紹介します。

ワキ脱毛:8~10回が目安

ワキは毛が濃く太いため、レーザーが反応しやすい部位です。しかし、毛の密度が高く、敏感な部位でもあります。

比較的少ない回数で効果を実感しやすいですが、完全にツルツルの状態を目指すなら8~10回程度は必要です。皮膚が薄いため、出力調整が必要になることもあります。

VIO脱毛:10~15回程度

VIOは医療脱毛の中でも特に回数がかかる部位の1つです。以下の理由により、他の部位より多くの施術が必要になります。

  • 毛が太く密集している
  • デリケートな部位のため出力を抑える必要がある
  • ホルモンバランスの影響を受けやすい
  • 粘膜に近い部分は慎重な施術が必要

完全にツルツルな状態を目指すなら、10~15回程度を見込んでおきましょう。

顔脱毛:12~18回程度

顔脱毛は最も回数がかかる部位の一つです。産毛が中心で、以下の特徴があります。

  • メラニン色素が薄くレーザーが反応しにくい
  • 皮膚が薄く敏感なため出力調整が必要
  • ホルモンの影響で新しい毛が生えやすい

口周りやもみあげなど、比較的濃い毛が生える部分でも12~18回程度は必要になることが多いです。

腕・脚脱毛:8~12回程度

腕や脚は範囲が広いものの、比較的効果が出やすい部位です。毛が太めで、レーザーが反応しやすいためです。

8~12回程度で満足できる結果が得られることが多く、自己処理がほとんど不要になります。ただし、産毛まで完全になくしたい場合はさらに回数が必要になることもあります。

医療脱毛の効果を最大化する5つのポイント

医療脱毛の効果を高め、必要回数を抑えるための重要なポイントを紹介します。これらを意識することで、より効率的な脱毛が可能になります。

毛周期に合わせた適切な間隔で通院

最も重要なのは、毛周期に合わせて施術を受けることです。一般的には以下の間隔が推奨されています。

ワキ・VIO 1.5~2ヶ月間隔
1~1.5ヶ月間隔
腕・脚 2~3ヶ月間隔

 

間隔を守ることで、成長期の毛により多くアプローチでき、効率的な脱毛が可能になります。

自分の毛質に合った脱毛機器選び

脱毛機器の選択も重要な要素です。以下のような特徴に応じて適切な機器を選びましょう。

濃く太い毛 アレキサンドライトレーザーやヤグレーザー
産毛や細い毛 ダイオードレーザー(蓄熱式)
幅広い毛質に対応 複数波長搭載機器

 

クリニック選びの際は、どのような脱毛機器を使用しているかを確認することをおすすめします。

施術前後のスキンケアを徹底

肌の状態を整えることで、脱毛効果を高めることができます。施術前は以下のポイントに気をつけましょう。

  • 充分な保湿ケア
  • 日焼けを避ける
  • 肌に負担をかける自己処理を控える

施術後には以下のポイントを意識してください。

  • しっかりとした保湿
  • 紫外線対策の徹底
  • 刺激の強いスキンケア用品の使用を控える

適切な出力での施術

痛みを恐れて出力を下げすぎると、効果が十分に得られません。可能な限り高い出力で施術を受けることが、少ない回数での完了につながります。

麻酔や冷却機能を活用して、痛みを軽減しながら効果的な出力で施術を受けましょう。

生活習慣の改善

ホルモンバランスを整えることで、脱毛効果を安定させることができます。

  • 規則正しい睡眠
  • バランスの取れた食事
  • ストレス管理
  • 適度な運動

これらの生活習慣の改善により、毛周期が安定し、より効果的な脱毛が期待できます。

医療脱毛が10回で終わらない場合の対処法

もし10回の施術を受けても満足できない場合は、以下の対処法を検討してみましょう。

施術間隔やタイミングの見直し

毛周期に合わない間隔で通っている可能性があります。クリニックのスタッフと相談して、自分の毛質に最適な施術間隔を再検討してください。

脱毛機器や出力の変更

現在使用している機器が自分の毛質に合っていない可能性があります。具体的には、以下のような調整を実施してもらいましょう。

  • 別の波長のレーザーに変更
  • 施術方式の変更(熱破壊式⇔蓄熱式)
  • 出力の調整

他のクリニックでのセカンドオピニオン

現在通っているクリニックで効果が感じられない場合は、他のクリニックでカウンセリングを受けることも有効です。

異なる機器や施術方法により、これまでとは違った効果が得られる可能性があります。

追加施術プランの検討

多くのクリニックでは、コース終了後の追加施術を特別価格で提供しています。完全にツルツルの状態を目指すなら、追加施術も視野に入れましょう。

医療脱毛に関するよくある質問

医療脱毛に関するよくある質問に回答します。

医療脱毛は本当に10回で終わらないの?

個人差が大きいため、10回で満足する方もいれば、それ以上必要な方もいます。毛質や部位、求める仕上がりレベルによって必要な施術回数は変わります。一般的に、10回の施術である程度の効果は感じられますが、完全にツルツルを目指すなら追加施術が必要な場合もあります。

どの部位が最も回数がかかるの?

顔脱毛とVIO脱毛が最も回数がかかる傾向にあります。顔は産毛が多くレーザーが反応しにくく、VIOは毛が濃く密集しているうえにホルモンの影響を受けやすいためです。

施術間隔を短くすれば早く終わる?

いいえ、毛周期を無視して施術間隔を短くしても効果は高まりません。むしろ、成長期ではない毛に照射することになり、効率が悪くなってしまいます。

痛みを我慢して高出力で受けた方がいい?

痛みの程度にもよりますが、可能な範囲で高い出力で施術を受ける方が効果的です。麻酔や冷却機能を活用して、痛みを軽減しながら適切な出力で施術を受けることをおすすめします。

エステ脱毛から医療脱毛に乗り換えるべき?

エステ脱毛で満足できない場合は、医療脱毛への乗り換えも有効な選択肢です。医療脱毛はより高い出力での施術が可能で、永久脱毛効果が期待できます。ただし、費用や痛みの面でも違いがあるため、カウンセリングで相談することをおすすめします。

医療脱毛は10回で終わらないことも多い

医療脱毛が10回で終わらないのは、決して珍しいことではありません。毛周期や個人の毛質・肌質、使用する機器など、さまざまな要因が影響するためです。

重要なのは、なぜ予定通りに進まないのかを理解し、適切な対策を取ることです。毛周期に合わせた施術、自分に合った機器選び、適切なスキンケアなどを意識することで、より効率的な脱毛が可能になります。

もし現在の施術で効果を感じられない場合は、施術方法の見直しや他のクリニックでのセカンドオピニオンも検討してみてください。諦めずに続けることで、必ず理想の肌を手に入れることができるでしょう。

医療脱毛は投資する価値のある美容施術です。正しい知識を持って、自分に最適な方法で脱毛を進めていきましょう。

この記事の執筆者

業務用脱毛機器アカデミー編集部

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