【新型コロナウイルス】脱毛サロンが緊急事態宣言で休業！その間の経営対策は？

緊急事態宣言に伴う休業要請や、ロックダウン(都市封鎖)が起きた場合、美容院や理容院・ネイルサロン・整体院なども営業停止の対象となります。もちろん脱毛サロンも対象です。

休業要請・ロックダウンによる休業中はお客様にご来店いただくことはできません。が、その間にもテナント料・スタッフの給与・業務用脱毛機など施術に用いるマシンの維持費など、ランニングコストは発生します。その費用を賄うためにはキャッシュフローの確保が最重要です。

脱毛サロンが利用できる助成金

雇用調整助成金

自粛要請や緊急事態宣言によってやむを得ず店舗を休業した場合、スタッフのお給料の一部を助成してもらえるシステムです。
新型コロナウイルスによる特例措置で助成率が引き上げられ、雇用保険被保険者以外も対象に含まれるようになりました。
助成金なので返済義務がないのもありがたいですね。

休暇取得支援助成金

お子さんのいるスタッフが休校や保育所の休業によってお休みをもらわないといけない場合、求職中のお給料を助成してもらえるシステムです。スタッフ1人当たり8,330円が支給の上限になります。

セーフティネット貸付

こちらも今回のコロナウイルス感染症対策の特別措置として、対象の事業や貸付審査の制限などが大幅に緩和され、脱毛サロンでも利用しやすくなっています。
審査の結果によっては事実上無金利で融資が受けられますが、「融資」なので返済義務があります。
コロナウイルス感染症鎮静後、売り上げの回復と返済が可能な計画を練ったうえで利用しましょう。

緊急事態宣言による臨時休業の際にやるべきこと

スタッフの健康管理

休業中、スタッフがコロナウイルスに感染しないように健康指導を行いましょう。不要不急の外出は控え、外出後は手洗いうがいの徹底・手指はアルコール消毒・室内は次亜塩素酸水での消毒などを行うよう伝えます。

あくまでこれは臨時の休業であり、また営業再開してお客様に安心してご利用いただくために重要なことです。
その意識も共有できるといいですね！

お客様への休業告知

店舗が休業することになれば、休業期間となった期間にご予約いただいていたお客様にご迷惑をおかけすることになります。
店舗HPやSNS、外部の予約サービスを利用している場合はそこにも忘れずに休業のお知らせを出しましょう。

既にご予約をいただいていたお客様には電話やメールで個別にご連絡するのが望ましいでしょう。

コロナウイルス感染症の影響がかなり深刻になってきている今、サロンの衛生対策を考える機会です。
この機に今一度感染症対策に必要なものを確認し、終息後もお客様に安心してご利用いただけるサロンづくりをしましょう。