ここ最近、大手脱毛サロンの倒産が相次いでいます。少し前まで何の問題もなさそうに運営していた脱毛サロンが突然閉店することになり、驚かされた方も多いでしょう。
そのような事情もあり、これから脱毛サロンを利用しようとしている方はどこを選べばいいのか迷っているのではないでしょうか。
完全に安全かどうか確かめることは難しいですが、今回のコラムで倒産の予兆などを解説します。少しでも安全な脱毛サロンを見極めるために、ぜひお役立てください。
倒産が続く脱毛業界
冒頭でもお伝えした通り、最近大手チェーンの脱毛サロンが倒産するニュースをよく見かけます。せっかく支払った料金が無駄になってしまったと被害を訴えているユーザーも多いです。
以前より低価格化が進んでいるとはいえ、脱毛するには決して安くないお金が必要となります。
これから脱毛サロンに通う場合は安全なお店を選ぶことが不可欠になるでしょう。
脱毛サロンの倒産の予兆
「安全なお店を選ぶことが不可欠」とはいったものの、正直なところ、倒産する可能性がある脱毛サロンを見抜くことは非常に難しいです。それでも場合によっては倒産の予兆のようなものが現れることもあるので、一つひとつ解説していきます。
- 給料未払いなどのニュースが流れた
- 一部店舗が閉店した
- 他社に買収された
- スタッフが減少した
- サービス品質が低下した
- 営業がしつこくなった
給料未払いなどのニュースが流れた
最もわかりやすい予兆は給料未払いなどのニュースが流れることです。
従業員の給料すら支払えないとなると、ほぼ間違いなく経営難に陥っているといって良いでしょう。候補となる脱毛サロンをリストアップしたら、直近で何か騒動が起こっていないかチェックしてみることをおすすめします。
給料未払いではなくとも、類似するネガティブなニュースが流れた脱毛サロンは要注意です。
一部店舗が閉店した
決して珍しいことではありませんが、直近でどこか一部の店舗が閉店した脱毛サロンも経営が上手くいっていない可能性があります。
公式サイトでは最新の店舗しか確認することしかできませんが、「(店舗名) 閉店」といったキーワードで検索すれば、閉店の情報を得られるでしょう。
1店舗、2店舗程度であれば偶然である可能性も十分あり得ますが、不自然なほど短期間にたくさんの店舗が閉店している場合は避けた方が無難です。
他社に買収された
普段から意識しておかないとなかなか気付けませんが、実は脱毛業界において、買収によって運営会社が変わったというケースは稀に見受けられます。
買収のされ方にもよりますが、一般的な観点からいって、順調なお店をそう簡単に売却するとは考えにくいですよね。
買収されても問題なく経営を続けている脱毛サロンもあるため、必ずしも倒産するとは限りませんが、経営に何らかの問題が生じている可能性は否定できません。
スタッフが減少した
実際に通ってみないと気付くことは難しいですが、一気にスタッフが減少したというのも倒産の予兆かもしれません。気になっている脱毛サロンの口コミやSNSをチェックしてみましょう。
もしスタッフの退職や異動が目立つようなことがあれば、警戒しておいた方が良いかもしれません。
サービス品質が低下した
- 施術が粗雑になった
- ドリンクサービスがなくなった
- カウンセリングの時間が短くなった
このようなサービスの品質が低下するのも、ひょっとすると経営難が原因で、少しでも利益を伸ばそうとする方針の表れかもしれません。
実際、倒産直前にこのような傾向が見られたという事例は何件かあり、倒産の予兆の1つとなっています。
営業がしつこくなった
脱毛サロンに通う場合、まずは初回カウンセリングを受け、その後に契約を交わすことが一般的ですが、もししつこい営業をかけられるようであれば、少しでも売上を獲得するよう、本部に強いられている可能性があります。
もともと大手脱毛サロンの中には高額なプランを契約してもらおうと、強めに営業をかけるチェーンも見受けられますが、どちらにせよ、そのような脱毛サロンに通うのはリスクが高いです。
安全に脱毛サロンに通う方法はある?
上記のような倒産の予兆を感じとることができれば、それに越したことはありませんが、そう簡単にはいきません。実際に倒産した脱毛サロンの中にも、突然倒産や廃業、閉店のニュースが流れたチェーンが見受けられます。
それでは安全に脱毛サロンに通うにはどうすれば良いのか、考えられる方法とその詳細を一つひとつ解説していきます。
- 個人サロンを選ぶ
- 医療脱毛クリニックを選ぶ
- 都度払い制を選ぶ
- 中期プランを契約する
個人サロンを選ぶ
「大手が危険なのであれば、個人サロンを選べばいいのでは」と考えられている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、全国的にニュースになっているのが知名度が高い大手というだけで、小規模な脱毛サロンでも突然倒産している例は何件もあります。
実際、毎年何件もの脱毛サロンが新しくオープンしていますが、そのほとんどが数年のうちに閉業しているというのが現実です。そのため、個人サロンだからといって倒産のリスクがないわけではありません。
医療脱毛クリニックを選ぶ
美容脱毛サロンではなく、厳格なイメージのある医療脱毛クリニックなら安心できるという考えの方もいらっしゃいますが、個人サロンと同様、こちらも完全に信頼できるわけではありません。
というのも、大手脱毛サロンが倒産に追い込まれている原因の1つは熾烈な価格競争により、利益率がどんどん低下していることです。
医療脱毛クリニックもその競争に含まれており、美容脱毛サロンと同様、年々料金相場は安くなっています。一見、ユーザーにとっては嬉しいことかもしれませんが、同時に倒産リスクが高まっているということでもあります。
都度払い制を選ぶ
お金を無駄にするリスクを完全になくしたいというのであれば、都度払い制のプランを導入している脱毛サロンを選びましょう。
昨今、「無期限で永久に脱毛し放題」といった売り文句で、少しでも多くの契約を取ろうとする脱毛サロンもありますが、毎回施術を受けるたびに料金を支払う都度払い制であれば、お金を無駄にすることもありません。
ただし、1回あたりの料金は長期プランの方が安いです。「倒産して、支払った料金が戻ってこない」というリスクはないものの、割高になってしまうという点は決して小さくないデメリットといえるでしょう。
中期プランを契約する
「都度払い制はもったいない。でも長期プランを契約するのは怖い」という方は中期プランを契約するという選択肢もあります。
数回のみ、数カ月のみの契約であれば、長期プランほど安くはないものの、都度払い制よりはお得に脱毛できるでしょう。
また、もともと長期プランを契約したものの、契約が終わる前に満足できるほど毛が薄くなったという方も多いです。そういう意味では、中期プランを選択するのは非常にお得で効率的な選択肢と捉えられます。
念入りに調べて信頼できる脱毛サロンを選ぼう
解説したように、倒産のリスクを完全に避けて脱毛するには、都度払い制の脱毛サロンを選ぶしかありません。実際に返金されるかどうかは契約書の内容によりますが、基本的に「倒産した場合もきちんと返金します」というような都合の良い契約をしてくれる脱毛サロンはないでしょう。
そのため、脱毛サロンを選ぶ際はまず念入りに調査することが重要です。その上で実際に来店してみて、スタッフが本当に信頼できるかで契約するかどうか決めても良いでしょう。
この記事の執筆者
業務用脱毛機器アカデミー編集部
業務用脱毛機器アカデミーは、脱毛サロンの新規開業や脱毛機器の買い替えを検討しているサロンオーナー様に役立つ情報をご紹介するWebサイトです。元脱毛機器メーカー営業や脱毛サロンオーナーをはじめとする美容のプロたちが厳選した「本当に売上UPに繋がる」脱毛機器を徹底比較してランキング形式で掲載しています。
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