【最新情報】キレイモは解約しても返金されない!?対処法はある?

有名芸能人をCMに起用し、一時は人気を誇った大手女性専用脱毛サロン「キレイモ」返金トラブルで話題になっています。返金トラブルは現在に始まったことではなく、未だに解決はしていません。

本記事では、2023年5月現在におけるキレイモの返金状況、問題の背景や利用者が今取れる行動などを紹介します。

キレイモの金銭トラブルの概要

キレイモの金銭トラブルは、2022年4月27日の「めざましテレビ」で報じられたことにより、広く周知されました。そこでは、以下の事実が明らかになっています。

  • 従業員への給料未払い
  • 顧客の解約返金滞納

問題が明るみに出たことで顧客の解約は増加し、現在も続く返金トラブルは負の連鎖に陥っています。

このような事態が起きた経緯を、以下で説明します。

  1. 国民生活センターへの苦情が急増
  2. 金銭トラブルが報道される
  3. 事業譲渡

1. 国民生活センターへの苦情が急増

2021年ごろから国民生活センターへ、キレイモを運営する株式会社ヴィエリスへの苦情が急増しています。

  • 2019年1~12月:89件
  • 2020年1~12月:97件
  • 2021年1~12月:182件
  • 2022年1月:223件
  • 2022年2月:288件

参考:東京商工リサーチ

以下の口コミのように、苦情が増加している時期には既に顧客への解約返金の滞納が発生していたようです。

2. 金銭トラブルが報道される

先述した通り2022年4月27日の「めざましテレビ」で、金銭トラブルが公に報道されました。これを受け6月にはABEMA TVで特集が組まれ、キレイモを運営する株式会社ヴィエリスの幹部が匿名で取材に応じています。以下がその内容です。

  • 6月25日から30日までキレイモ60店舗が全て休業
  • 取引先にも未払いだった
  • 既に給与は支払い済み
  • キレイモは倒産せず、再建に努める

キレイモは、以降は「新しく協力していただけるスポンサーさまと連携して進んでいく」と発表しましたが、報道によって更に解約希望が殺到し、さらに対応に遅れが生じました。

3. 事業譲渡

以上のような状況の中、株式会社ヴィエリスは2022年10月、美容事業キレイモをGFA株式会社に譲渡することを発表します。これにより既存店舗57のうち27店舗の運営元がGFA株式会社の運営となりました。また、GFAが引き継がない残りの店舗は全て閉店することが決定しました。

この事業譲渡はある点で問題をはらんでいます。それは、法人の譲渡ではなく一部事業譲渡であるため、ヴィエリスと契約をしたユーザーをGFAが引き継ぐわけではないということです。

2023年3月に、キレイモから「特典付優遇プランの開始とサービス有償化のお知らせ」が発表されています。これによると、ヴィエリスと契約したユーザーには2023年9月末まで1回限定の無償施術を行うが、それ以降はGFAのもとで新たに「特典付優遇プラン」を契約しなければならないといいます。

つまりたとえこれまで通い放題プランを契約していたとしても、新たに契約をしない場合、強制的に解約されることになります。一方で、新たに契約を結べばまた料金が発生してしまいます。

以上のことから、キレイモは契約返金の滞納問題に加え、事業譲渡に伴う顧客の引継に関しても問題を抱えていることがわかります。

キレイモの返金・運営状況

2023年5月現在、3月に先述したサービスの有償化が発表されたことにより、既存の契約のもとサロンに通っていた人が、施術を打ち切られる・無断でキャンセルされるという事態が発生しています。

また、キレイモを解約したが返金がされていないというケースは依然として多く存在します。

申請を行っているのに、そもそも解約ができないということも起こっているようです。

ヴィエリスによると、解約をした人の返金は随時行っていくということですが、現状では返金が期待できるかどうかは不明です。また、キレイモには解約時の返金保証期間があります。対応が遅れている現在、期間内に連絡がつかず、返金が行われないということも十分考えられます。

キレイモ解約後に返金された例は?

上述したように、キレイモを解約して返金が受けられない事態が数多く発生しています。では、解約して実際に返金された例はあるのでしょうか。

以下は、2022年5月時点での返金状況を募ったアンケートです。

当時はほとんどが返金されていないことがわかります。ただ弁護士に相談することで、高い確率で返金されているようです。

そして以下は、2023年4月時点での返金状況を募ったアンケートです。

こちらを見ると、返金された人が約6人であるのに対し、返金されていない人が約63人いることがわかります。必ずしも正確なデータではありませんが、かなり多くの人がいまだ返金されておらず、残念ながら「解約=返金」ではないことがわかります。

いまユーザーが取れる選択肢

事業譲渡前のキレイモと契約しており、まだ消化回数が残っているユーザーが現在取れる選択肢には、以下の2つがあります。

  • 解約をする
  • 新しい運営会社(GFA)と新たに契約する

解約をする

多くのユーザーにとって、キレイモと解約ができて、未消化分の施術料金の返金も行われることが最善です。GFAによる無償の施術を2023年9月までに1度のみ受けることができるため、解約をする前に利用しても良いでしょう。

キレイモの解約は、以下の手順で行います。

  1. キレイモコールセンターに電話する
  2. キレイモから送られる解約申請フォームを入力し、送信する

キレイモの各店舗での解約は受け付けていないので、注意しましょう。

ただし、上記の口コミにあったように、解約申請を行ってもフォームが送られない、返信が来ないという例が多くあります。その場合は、書面送付を行いましょう。詳しい方法はこちらの記事をご覧ください。

新しい運営会社と新たに契約する

返金が期待できないのであれば、GFAが提供する優遇プランで新たに契約するという選択肢も考えられます。

ただ、この選択肢はあまりおすすめできません。キレイモの新たな運営会社であるGFAは、無償施術に関する情報もお知らせにしか掲載しておらず、ユーザーへの連絡もないようです。

また、キレイモの統合や引継ぎに困惑するユーザーへの質問対応も良い印象を与えるものではありません。

もし、無償施術の際に優遇プランの説明を受け、契約を検討する場合は、その場の雰囲気で即決してしまうことは避けましょう。本当にプランがお得なのか、じっくり持ち帰って考えることが大切です。

キレイモは返金トラブルが続いている

いかがでしたでしょうか。本記事では、女性専用脱毛サロン「キレイモ」の金銭トラブルについて、経緯や2023年5月現在の状況をお伝えしました。ポイントは以下の2点です。

  • 事業譲渡によりそれまでのユーザーは解約か再契約を余儀なくされている
  • キレイモの解約返金がされているのはごく一部

依然として解約が出来ない、返金がされないといったユーザーが多くおり、状況を追っていく必要があるでしょう。

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