脱毛サロン経営ノウハウ【集客】

脱毛サロンの『集客方法』

脱毛サロンを経営・運営する上で最も大きな課題が“集客”です。
インターネットが普及し1人1台スマートフォンを持つ現在、サロン集客の方法は様変わりしました。
ネットのコミュニケーションツールを上手に使い自分でサロンのブランディングやマーケティングを行うオーナーもいます。
もちろんアナログが切り捨てられたわけではありません。地域やターゲットとする年齢層によっては地域のフリーペーパーやチラシも効果的です。
集客の方法は自サロンのコンセプトや客層に合ったものを選ばなくてはいけません。

脱毛サロンの集客プラットフォーム/予約システム

具体的には『ホットペッパービューティー』『minimo（ミニモ）』『楽天ビューティー』と様なサロンに特化した集客・予約システムのことです。予約だけではなく簡単にサロン検索ができます。
サロン側から見ると大きな費用がかかりますが予約システムの利用だけではなく簡易的なサロン専用ページを設けることができます。インターネットの検索でも上位、ブログや写真などを掲載することもできるためホームページ代わりとして利用するサロンも多いです。
メリットだけ見るとサロンにとっても魅力的なサービスに感じますが「価格重視のユーザーが多い」「他サロンとの差別化がしにくい」などのデメリットもあります。リピートユーザーを捕まえるのが難しいサロンは依存してしまう傾向も多く、あくまでも新規ユーザーへの入口として考えてリピートユーザーを増やしていく取り組みを行うことが大切です。

【メリット】

• 新規ユーザーを獲得しやすい
• 簡易的なサロンページを制作できる
• 口コミ・評価を書いてもらいやすい

【デメリット】

• 費用がかかる
• 価格重視のユーザーが多い
• サロンにとって依存度が高い
• 競合サロンとの差別化が難しい

脱毛サロンの公式ホームページ

集客プラットフォーム・予約システムを使用するサロンの中にはホームページを不要としているところもあります。しかし上のデメリットでも挙げましたが、予約システムや集客プラットフォームのサロンページはデザインやテンプレートが同じです。競合サロンとの差別化が難しく、サロンの名前を憶えてもらいにくいです。
また、ホームページがないことで不安を覚えるユーザーもいます。

【メリット】

• 自サロンのコンセプトに合ったものを制作できる
• リピーターへのマーケティング・ブランディングに利用できる
• サロンを検索してきたユーザーによりサロンを知ってもらえる

【デメリット】

• 制作と維持に費用と労力がかかる

脱毛サロンのチラシ

手配り・ポスティング・置きチラシなどやり方はさまざまですが、地域密着型でやっている小規模サロンや自宅サロンにとっては有効性が高いです。
チラシデザインや訴求する内容はターゲットユーザーを絞って制作しましょう。
効果は1000枚に1人と言われていますが、商圏や訴求相手を間違えることがなければそれ以上の効果が期待できます。

【メリット】

• 年配層には有効度が高い
• 自分で配布やポスティングなどを行えば費用が安く済む

【デメリット】

• 時間や労力はかかる
• 若い世代の反応は薄い
• ネット集客よりブランディング・マーケティング力は弱い

脱毛サロンのSNS（Twitter/Facebook/Instagram/LINE＠）

SNS特化型のキャンペーンやブランディング、マーケティングなど幅広く使用できるツール。検索で口コミや評価なども確認でき、サロンの評判を測ることもできます。デメリットとして挙げられるのが“炎上”しやすく、運用する人間のリテラシーが要求されることです。拡散力はSNSの大きな魅力の1つですが、運用方法にとってはデメリットにも変わります。
SNSはそれぞれユーザーの傾向や年齢層が違います。
また、ブランディングなのか、コミュニケーションなのか、集客に直接結びつける取り組みなのか、SNSを運転する目的・効果もよく考えて運転しなくてはいけません。
自サロンのコンセプトやユーザー層、SNSに期待する効果にはどのSNSが向いているのかをよく吟味してください。

• Facebook……ビジネスに活用している層が多く、他SNSに比べてユーザー層の年齢が高い傾向にある。実名制が高く、拡散力は低い。
• LINE＠……利用年齢層が幅広い。特定・限定的なコミュニケーションや情報を拡散できる。実名制が高く、拡散力は低い。
• Twitter……20代から30代のユーザーが多く、趣味や興味で結びつきやすい。匿名性が高く、拡散力も高い。
• Instagram……ユーザー層・年齢層はTwitterに近く、10代のアクティブユーザーも多い。雑誌のような役割を果たす。匿名性は高いが、拡散力は低い。

【メリット】

• リアルタイムの投稿が可能
• 多くのユーザーに見てもらえる
• 拡散力が高くブランディング・マーケティングがしやすい
• 費用がかからない
• 口コミ評価・評判がリアルタイムで確認できる

【デメリット】

• 炎上しやすい