脱毛後にマッサージを受けるのはNG
多くの脱毛サロンや脱毛クリニックでは、脱毛後にマッサージを受けるのを禁止しています。マッサージだけではなく、痩身エステや整体なども禁止されているケースがほとんどです。
そのため、マッサージを受ける予定がある方は、脱毛と期間を空けるようにしましょう。脱毛前にマッサージを受けたとしても施術を受けられないケースが多いため、注意してください。
脱毛後にマッサージを受けてはいけない理由
脱毛後にマッサージを受けてはいけない理由は、主に3つあります。
それぞれ詳しく解説します。
肌が炎症を起こしやすくなる
脱毛直後の肌は、熱によるダメージや軽度の炎症を受けており、デリケートな状態になっています。マッサージによって刺激を加えると、赤みやヒリつきが悪化する可能性があります。
場合によっては湿疹やかゆみが出ることもあり、肌トラブルの原因となるため注意しなければいけません。マッサージはもちろん、激しい運動も避けるようにしましょう。
毛穴が開いていて雑菌が入りやすい
脱毛後は毛穴が一時的に開いた状態になっており、そこにマッサージで使用するオイルやローションが入ると、雑菌が繁殖しやすくなります。結果として、毛嚢炎(もうのうえん)やニキビのような炎症を引き起こすリスクが高まるので注意しましょう。
血行が促進され赤みやかゆみが悪化する
マッサージは血行を良くする作用があります。脱毛直後に血流が急激に良くなると、赤みやかゆみが広がる可能性が高いです。また、ほてりを感じている場合は、さらに不快感が強くなることもあるため、マッサージを受けるのは避けなければいけません。
脱毛後いつからマッサージを受けても良い?
脱毛後は肌が敏感な状態になっているため、マッサージを受けてはいけません。一般的には、脱毛から48時間(2日)以上が経過してからマッサージを受けるのが推奨されています。
しかし、肌の状態には個人差があるため、赤みやヒリつきが残っている場合はさらに数日様子を見たほうが良いでしょう。もしマッサージを予定している場合は、事前に脱毛サロンのスタッフに相談し、肌の様子をよくチェックした上で受けるかどうかを判断してください。
また、強めの指圧やオイルを使った施術は、肌が完全に落ち着いてから受けるようにしましょう。
脱毛後にマッサージを受けてしまった場合の対処法
うっかり脱毛後すぐにマッサージを受けてしまった場合でも、正しく対処すれば肌トラブルを最小限に抑えることが可能です。大前提として、肌をなるべく刺激しないようにしましょう。
赤みやヒリつきがある場合は、冷たいタオルや冷却ジェルなどで優しくクールダウンし、炎症を抑えてください。マッサージに使われたオイルやクリームが毛穴に残っている可能性もあるため、帰宅後はぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
症状が悪化したり、かゆみや腫れが長引く場合は、すぐに皮膚科を受診してください。特に毛嚢炎やかぶれなどが起こっている場合は、早めに対処する必要があります。
脱毛後に行うべきスキンケア
脱毛後はなるべく肌を安静にしなければいけません。しかし、肌を放置しても良いというわけでもありません。適切なスキンケアを行って、肌を外部の刺激から守る必要があります。
ここでは、脱毛後に行うべきスキンケアについて詳しく解説します。
しっかりと保湿を行う
脱毛後の肌は水分が奪われて乾燥しやすくなっています。肌のバリア機能も一時的に弱まっているため、十分な保湿が必要です。アルコールや香料が含まれていない、低刺激の化粧水や乳液を使って、施術部位をしっかりと保湿しましょう。ジェルタイプやローションタイプのものがおすすめです。
肌に刺激を与えないようにする
脱毛後は摩擦や圧力に対して敏感になっているため、なるべく刺激を与えないようにしましょう。ゴシゴシこする洗顔やボディタオルの使用は避け、柔らかいタオルで優しく押さえるように拭き取るようにしてください。また、衣類の擦れにも注意が必要です。
冷やしすぎには注意
スキンケア用の美容液や乳液などを冷やしている方もいるのではないでしょうか。脱毛後は肌がほてってているため、冷やしたくなる方もいるでしょう。しかし、冷やしすぎると肌への刺激が加わってしまい、肌トラブルの原因となるので注意が必要です。
どうしても熱が気になる方は、水で軽く濡らした清潔なタオルで、拭き取る程度にしておきましょう。
湯船には浸からない
脱毛当日は、肌への刺激を避けるために湯船には浸からず、ぬるめのシャワーで汗や汚れを落とす程度に留めましょう。長時間の入浴は血行が良くなりすぎてしまい、赤みやかゆみが出ることがあるため、控えるようにしてください。
マッサージ以外の脱毛後に避けるべき行動
マッサージ以外にも脱毛後に避けるべき行動はあります。具体的には、以下の行動は行わないようにしてください。
それぞれ詳しく解説します。
激しい運動
脱毛後すぐに激しい運動を行うと、体温の上昇や大量の汗によって肌が刺激され、赤みやかゆみの原因になることがあります。また、汗に含まれる成分が毛穴に入り込むと、炎症やニキビができやすくなるため、激しい運動は翌日以降に行うようにしましょう。
日焼け
脱毛直後の肌は紫外線に弱く、日焼けをすると色素沈着や炎症を起こすリスクが高くなります。外出する際は、日傘や帽子で紫外線を遮り、露出部分には低刺激の日焼け止めを使うようにしましょう。特に夏場は、日中の外出をできるだけ避けることが大切です。
服による締め付け
タイトなデニムやナイロン素材の下着など、肌を締め付ける衣類は摩擦や蒸れによって肌に負担をかける原因となります。施術当日は、通気性がよく、ゆったりとした服を選ぶようにしましょう。肌に直接触れる素材も、綿のような柔らかい生地を選ぶようにしてください。
アルコールの摂取
脱毛直後にお酒を飲むと、体温が上昇して血行が良くなり、赤みやかゆみを悪化させる恐れがあります。また、アルコールによって脱水が進むと肌の乾燥がひどくなり、回復を遅らせる原因にもなります。
脱毛当日はアルコールを控え、代わりに水分をしっかり補給するようにしましょう。
自己処理
脱毛直後は毛穴や肌が敏感になっているため、カミソリや毛抜きでの自己処理は厳禁です。無理に剃ったり抜いたりすると、毛嚢炎や色素沈着につながる可能性があります。気になるムダ毛があっても、肌が完全に回復するまでは処理しないようにしましょう。
脱毛後はマッサージをせず肌を安静にしよう
脱毛後にマッサージを受けるのは、肌への負担が大きくなるため厳禁です。肌になるべく刺激が加わらないようにして、肌トラブルを防止しましょう。
マッサージ以外にも、激しい運動や入浴などは行ってはいけません。なるべく体温を上昇させずに、刺激から肌を守ることを心がけましょう。ゆったりとした服装を着用するのも大切です。

この記事の執筆者
業務用脱毛機器アカデミー編集部
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