業務用脱毛機は敏感肌にも使える?肌トラブルの防止策を紹介

敏感肌の人への施術は注意が必要

脱毛する時に気を付けなければならないことの一つは、ダメージを受けたことによる肌トラブルです。
特に敏感肌の人は、ちょっとした刺激で肌の状態が悪化することも珍しくなく、より一層注意する必要があります。

しかし、そこで気になるのは、敏感肌の人にも業務用脱毛機を使用していいのかということです。
出力が高い業務用脱毛機は肌トラブルを引き起こすリスクが高く、敏感肌の人に使用するには危険性が高いのではないかと思ってしまいます。

今回の記事では敏感肌に対する業務用脱毛機について詳しく解説していきます。
業務用脱毛機を使用する脱毛サロンのオーナーの方はぜひチェックしてみてください。

出力を落とすと脱毛効果も下がる

業務用脱毛機は、「業務用」という文字からイメージできる通り、家庭用脱毛器と比較すると遥かに出力が高いです。
その分脱毛効果も高いですが、取り扱いには十分注意する必要があります。

プロの脱毛士であれば施術にも慣れているため、そのリスクはかなり低くなりますが、そうは言っても、肌トラブルが全く発生しないわけではありません。
特に敏感肌の人に対しては慎重に施術する必要があるでしょう。

肌トラブル発生の予防策としてまず思いつくのは、脱毛機の出力を下げるということです。
出力を下げれば当然肌への負担が減り、トラブルが起こるリスクは下がります。

ただし、出力を下げると脱毛効果も下がってしまいます。
確かに安全性を確保することは大切ではありますが、可能であれば脱毛効果を落とさずにトラブルのリスクを減らしたいですよね。

それには一体どのような対策があるのか、具体的に説明していきます。

肌トラブル発生を防ぐには?

敏感肌の人に限らず、脱毛の施術によってトラブルを引き起こすリスクを下げるためにできる対策方法を紹介します。

パッチテストを実施する

初めて脱毛するお客さまにはパッチテストを行うことが必須だと言えます。

パッチテストとは、脱毛の光によって何かしらの反応が起きないか、事前にチェックするテストのことです。
炎症・赤み・湿疹・痒み・水ぶくれなど、人によってはこのようなアレルギー反応を示す場合もあります。

ただ、パッチテストによって何かしらの症状が表れる場合、すぐに変化が起きるとは限りません。
24時間ほどは様子を見ることが望ましいため、施術の前日までにパッチテストを実施し、きちんと結果を見てから判断しましょう。

脱毛ジェルを欠かさない

ほとんどの脱毛サロンでは脱毛ジェルを使用していますが、その理由の一つは、脱毛時の肌への負担を減らすことです。

照射する部位に脱毛ジェルを塗布することによって、肌の温度が下がり、水分が保たれます。
脱毛によるトラブルの原因は乾燥や熱にあるため、肌への負担を軽減するには、脱毛ジェルを使用することが望ましいです。

ただし、脱毛ジェルも商品によって性能に違いがあります。
安いという理由だけで質の悪いジェルを使用すると、お客さまに不快感を与えることにもなりかねないため、一度は自分自身が試し、本当に良いと思ったものを使用するようにしましょう。

脱毛前後に控える行動を伝える

脱毛のプロにとっては、脱毛前後にやってはいけないことがあることは常識です。
お客さまの中にも、事前に脱毛に関する注意事項などを調べている人は少なくありませんが、もちろん全員がそれを知っているわけではありません。

トラブルが発生した後に「そんなこと知らなかった!」とならないように、注意事項や控えるべき行動は、お客様全員に伝えるべきです。
具体的には、以下のような行動を脱毛前後に行うことはNGです。

  • 日焼け
  • 飲酒
  • 激しい運動
  • 入浴
  • 薬の服用や注射

これらのことをしっかりと伝達するだけでも、トラブルの発生率を下げることができます。
常に丁寧に説明する接客を心がけ、少しでもリスクを減らしましょう。

アフターケアを欠かさない

施術後のアフターケアも、肌トラブルを防ぐためには欠かすことができません。
どの部位であろうと、光やレーザーによって熱を与えられた後の肌は、水分が飛んで乾燥しており、刺激を受けやすい状態になっているため、化粧水やボディクリームで保湿することを忘れずに促しましょう。

ちなみに、敏感肌の人はもともと日頃のスキンケアが得意ではない可能性があります。
敏感肌になってしまう原因の一つが不適切なスキンケアなので、もともと敏感肌・乾燥肌という人には、場合によっては丁寧にスキンケア法を指導してあげることも必要です。

肌への負担が少ない業務用脱毛機を選ぶ

肌への負担が少ない業務用脱毛機を使用するということも、肌トラブルの対策としては有効です。
同じ業務用といっても、実際に肌に与えるダメージの大きさは脱毛機によって異なります。
具体的にどのような特徴を持つ脱毛機が肌への負担が少ないのか、一つひとつ解説していきます。

SHR方式の脱毛機

脱毛サロンのほとんどは光脱毛方式の脱毛機を使用していますが、実は同じ光脱毛でもいくつか種類があり、その一つが「SHR方式」の光脱毛です。

通常の光脱毛との相違点は、痛み・ダメージの少なさ。
照射する光の出力が弱いという特徴があるため、その分感じる痛みや、肌へのダメージが軽減されます。

ただ、光は弱くなっても、脱毛効果が下がるというわけではありません!
従来の脱毛機とは根本的な脱毛の仕組みが異なり、肌への負担は少ないにも関わらず、しっかりと脱毛効果を発揮するという点がSHR脱毛の特徴です。

美容効果がある脱毛機

年々、目覚ましい進化を遂げる業務用脱毛機ですが、最新機種の中には、脱毛効果だけでなく、美容効果を与える脱毛機も登場しています。
シミ・シワの改善、美白効果、アンチエイジングなど、最新の脱毛機のトレンドは「多機能化」と言っても過言ではないでしょう。

美容効果を持つ脱毛機は集客の面でも効果を発揮します。
脱毛することで肌がダメージを負うどころか、どんどんきれいになっていくと聞いて、嫌がる人はまずいないでしょう。

冷却機能がある脱毛機

基本的に、光を照射する肌の表面の温度が高ければ高いほど、痛みやダメージは大きくなってしまいます。
そこで人気の業務用脱毛機が搭載しているのが冷却機能。
中には氷点下まで温度を下げる脱毛機もあり、肌への負担を軽減してくれます。

モード切り替えができる脱毛機

高機能な脱毛機だと、例えば女性モード・男性モード・子どもモードのように、施術する際にモードを切り替えられる機能が搭載されていたりします。
それが重宝される理由は、ただ単に出力を調節するわけではないからです。
脱毛機によって詳細は異なりますが、肌や毛の性質に応じて光を調節し、無駄に出力を下げることなく、最適な効率での施術を可能にします。

抜かりなく対策して安全に脱毛しよう!

敏感肌の人でも肌トラブルを起こさないための対策を解説いたしましたが、ご参考いただけたでしょうか。
確かに業務用脱毛機は出力が高く、操作を誤ると肌トラブルを引き起こすリスクが高いですが、最新機種は色々な対策機能を搭載しています。
とはいえ、スタッフ自身がやるべきことを徹底することも大切なので、お客さまの安全を第一に、丁寧な接客を心がけましょう。

業務用脱毛機器アカデミー運営チーム

業務用脱毛機器アカデミーは、サロン経営者やこれから独立する方を支援するために開設された、業務用脱毛機専門の比較サイトです。業界に精通したプロを中心に運営しており、最新の脱毛事情や、経営に役立つ情報を発信していきます。

業務用脱毛機ランキングBEST3

  • 1位

    CLEAR/SP-ef

    THR脱毛・氷結脱毛で痛みが少ない業務用脱毛機

    CLEAR/SP-ef
    • 本体価格

      208万円

    • 1ショット

      0.18

    独自の最新技術「THR脱毛」が搭載されているCLEAR/SP-ef。痛みが少なく、顧客満足度向上に貢献ができる業務用脱毛機です。脱毛に掛かる時間は、最短20分。脱毛サロンの回転率改善に繋がります。女性だけでなく、男性や子どもにも対応したハイスペックマシンです。

    公式サイトを見る 詳細はこちら
  • 2位

    バイマッハプロ

    脱毛と同時に美肌・痩身もできる業務用脱毛機

    バイマッハプロ
    • 本体価格

      400万円

    • 1ショット

      0.3

    イオン導入を照射しながら脱毛ができるバイマッハプロ。フェイシャルエステ機能も搭載されているため、エステメニューにも対応しています。2018年には、「ベストビューティーアイテム賞」を受賞。業界初の5年保証は、サロンオーナーにとって安心できます。

    公式サイトを見る 詳細はこちら
  • 3位

    ルミクス-A9

    1ショットあたり0.1円の高コスパマシン

    ルミクス-A9
    • 本体価格

      480万円

    • 1ショット

      0.1

    導入実績が豊富のルミクス-A9。痛みも少なく、日焼け肌や産毛、金髪にも対応している業務用脱毛機です。導入後は、豊富なノウハウで、サロンに合わせた経営サポートも充実しており、土日祝日の問い合わせ対応◎。脱毛サロン開業初心者におすすめの機器です。

    公式サイトを見る 詳細はこちら

ヒット中のコンテンツ