アトピーでも脱毛できる?知っておきたいトラブルのリスク

アトピーで悩んでいる方は少なくありません。あとで肌トラブルが起こらないか不安に感じている方もいるでしょう。アトピーの方が脱毛をする場合は、一定のリスクが生まれてしまいます。

そこで今回はアトピーの方でも脱毛ができるのかについて解説いたします。起こり得るトラブルについても紹介しているため、アトピーで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

アトピーの方でも脱毛はできるの?

アトピーの人が脱毛できるかどうかは、症状の程度によって異なります。どのような症状であれば脱毛ができるか、逆に脱毛できないアトピーの症状について詳しく解説いたします。

脱毛可能な場合

軽度のアトピーであれば、脱毛を行うことが可能です。しかし、自分でアトピーの程度を把握するのは難しいため、担当医に必ず相談するようにしましょう。カウンセリング時にはアトピーであることを伝えるようにしてください。

自分では軽いアトピーだと思っていても、脱毛をした後に肌トラブルが起こったというケースもあります。後悔することがないように、脱毛の前には起こる可能性のあるトラブルについて理解しておき、本当に実施するべきか十分検討する必要があります。

脱毛ができないアトピー

刺激に非常に弱い肌の方やケロイド体質、光過敏症などの症状を抱えている方は、脱毛することができません。医師の許可があれば脱毛は可能ですが、認められることは少ないでしょう。

自分でムダ毛処理をする際にも注意が必要です。カミソリを使用すると肌を痛めてしまう可能性があり、除毛クリームも肌への負担が大きいです。思うようにムダ毛を処理できずもどかしさもあるでしょう。しかし、肌の状態が悪化するとよりつらい思いをすることになるため、ぐっと堪えてください。

どうしても脱毛がしたいと考えている方は、医療脱毛を選択してください。施術前に肌の状態を確認した上で脱毛を行ってくれるため、肌トラブルが起こる可能性が少ないです。

アトピーの方の脱毛によって起こるトラブル

アトピーの人が脱毛を受けると次のようなトラブルが起こる可能性があります。

  • 色素沈着が起こる
  • 乾燥しやすくなる
  • 激しいかゆみが起こる

施術前に医師に確認を取れば、大きなトラブルに発展する可能性は少ないです。しかし、絶対にトラブルが起こらないわけではないため注意しておきましょう。

色素沈着が起こる

光脱毛は照射出力が弱く、肌への刺激も少ないため比較的アトピーの方でも利用しやすいです。しかし、アトピー肌はバリア機能が弱くなっているため、光脱毛によって加わる刺激によって色素沈着を引き起こす可能性があります。

色素沈着が起こると肌に含まれるメラニン色素の量が多くなり、脱毛効果が薄れてしまう可能性があるため注意しましょう。肌のターンオーバーが正常に行われていれば色素沈着は起こりづらいため、健康的な生活習慣やバランスの良い食事を意識することが大切です。

乾燥しやすくなる

脱毛は毛に熱を加えることで、ムダ毛が抜け落ちていくという仕組みになっています。加えられた熱によって肌が乾燥しやすくなるのは、肌質に関わらず同じです。しかし、アトピーの方はより肌が乾燥してしまう可能性があります。

粉を吹いてしまったり、ヒリヒリとした痛みが起こったりする可能性もあるため、しっかりとケアを行わなくてはいけません。アフターケアとしてしっかりと保湿を行い、乾燥した状態で放置しないようにしましょう。

激しいかゆみが起こる

肌の乾燥や刺激によるアレルギー反応によって激しいかゆみが起こる可能性があります。かゆみが起こった場合は、なるべく肌を刺激しないようにしてください。ストレスかもしれませんが、絶対にかいてはいけません。

しばらく冷やして様子をみてください。そして施術を受けた脱毛サロンや担当医に相談をしましょう。場合によっては脱毛の施術を中止しなくてはいけないこともあります。

アトピーの方が脱毛の施術を受ける際の注意点

アトピーの方が脱毛の施術を受ける前には、注意するべきポイントがあります。

  • 当日の肌の状態をチェックする
  • ステロイドの使用は厳禁
  • 術後の肌の状態を記録しておく

トラブルを起こさないために、注意点についてはしっかりと理解しておきましょう。

当日の肌の状態をチェックする

アトピー肌の方は肌の状態が日によって大きく変わります。事前に担当医に問題ないという診断を受けていても、施術当日にかゆみがあったり、炎症が起こっていたりする可能性はあります。

そのため、当日の肌の状態をチェックして、問題がないようであれば施術を行うようにしてください。少しでも肌の状態が悪いと感じたら、施術は行うべきではありません。

ステロイドの使用は厳禁

アトピーの治療としてステロイドを使用しているケースは珍しくありません。しかし、脱毛を行う前はステロイドを始めとした薬の使用を控えるようにしましょう。

ステロイド系の薬の副作用に、体毛が濃くなる、増えるといったものがあります。その状態で脱毛の施術を受けると、普段よりも効果が下がってしまいます。

ステロイドにはアレルギーへの反応を抑制するという働きがあり、免疫力が低下してしまうという傾向があるため、色々なトラブルを引き起こす可能性が高いです。レーザーや光の刺激に敏感に反応するようになるため、肌荒れが起こったり、雑菌の混入による感染症が起こったりするかもしれません。

医師の同意書があればステロイドを使用している場合も、施術を受けられる可能性はあります。しかし、基本的にはステロイドを使用していると脱毛は行えないと考えておきましょう。

術後の肌の状態を記録しておく

術後に肌がどのような状態だったかは細かく確認しておきましょう。何か様子がおかしいことがあったら、すぐに担当医に伝えるようにしてください。担当医が脱毛の許可を出した場合も、実際に施術を行ってみないと何が起こるかわかりません。

担当医がチェックするタイミングではトラブルが起こっていなかったとしても、施術直後には問題が起こっている可能性もあります。肌の状態について気になるところがあったら記録しておき、担当医に伝えるようにしてください。

アトピーを治療すれば脱毛は可能?

アトピーは完治する方法が明らかになっていません。そのため、アトピーを完全に直してから脱毛を始めるというのはあまり現実的ではないと言えるでしょう。

しかし、症状を改善させることは可能です。現時点では脱毛を行うことができなかったとしても、症状が改善に向かえば医師からの許可が降りるかもしれません。

エステ脱毛と医療脱毛のどちらがおすすめ?

症状が軽いアトピーであれば、エステ脱毛で問題なく脱毛が可能です。しかし、アトピーの状態がひどい場合は、肌の状態を確認した上で施術を行える医療脱毛の方が安全性が高いと言えるでしょう。

担当医から許可を得ているのであれば、どちらの方法でも問題ありません。エステ脱毛の方が刺激が弱いため、アトピーの方には適しているとも考えられます。

アトピーの方が脱毛する場合は注意が必要

アトピーの方が脱毛を行う場合は、より一層注意をしなくてはいけません。特に、脱毛当日の肌の状態や術後の肌の変化についてはしっかり確認をしておきましょう。

気にならないような変化でも、放置していると大きな問題に発展するかもしれません。脱毛前後には肌の状態を十分に気遣うようにしてください。

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